夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・またまたシダのこと

  ゼンマイ、コゴミ、オシダ・・・春先、クルンと渦巻状に出てきた可愛い可愛いシダの新芽。夏には青々とした葉をグングン伸ばして、ひんやりとした林道をさらに涼しげにしてくれて、秋には葉裏に色んな形の胞子をつけたり、胞子葉を出して目を楽しませてくれて・・・今は雪に凍えないように、ちっちゃな芽をしっかりと守って眠りについている姿に元気づけられ・・・シダってただの葉っぱだからあまり人気がないけど、お母(かあ)は子供のころからお気に入りなんだって。

ジュウモンジシダは山では普通のシダなんだけど、実家(三住)にも生えていたことを大人になってから気づいたんだ。それだけ地味なシダなんだね。スーッと伸びた葉身の基部から両側にも小さい羽辺が伸びて、その全体を見ると十文字に見えるからついた名前なんだって。写真がそのジュウモンジシダで、天形林道でも沢山見ることができるんだよ。

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