夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・七草粥の日
一昨日(1月7日)は七草粥を食べる日だったんだ。お兄ちゃんやお姉ちゃんは七草粥が苦手なんだよ。お母(かあ)も小さい頃はお粥が嫌いだったからその気持ちがわかるんだってさ。ぼくも毎年ちょっぴり食べさせてもらうけど「ペロリ」とひとなめで終わってしまって何を食べたのか分からないくらいなんだよ。
ぼくんちの七草粥には、云い伝われているのはセリとスズナ(大根)ぐらいしか入っていないんだ。他はニンジン、ゴボウ、ハクサイ、コマツナ、ホウレンソウなど自分ちで作っている野菜で代用しているんだよ。スズシロ(カフ)もたまに入る時があるかな…
そういえば、お母(かあ)の実家(三住)では、雪が積もっている畑をスコップでかき分けて、ナズナとゴギョウ(ハハコグサ)とハコベラ(ハコベ)を探しあてて食べたんだってさ。見つからなかったのはホトケノザだけ。七草粥は嫌いだったけど、腰の近くまで積もっている雪を、母ちゃんとかき分けながら探したことは懐かしい思い出として心に残っているんだって。
写真はスズナ(大根)の花だよ。