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夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・「山の怪」でたどりついたこと

   お母(かあ)が体験した山の怪。その他にも、子供の頃から慣れ親しんだワラビ山なのに、ワラビを採っていてフと顔をあげたら、自分が今どこにいるのか全くわからなくなってしまった…なんていうのもあったんだってさ。迷った時は四方を見回せば蔵王の山が見えるから、それを基準に東西南北を知ることができるんだけどその日はあいにく雲っていたし、不思議なことに左右前後…どこを見ても、景色が全く同じに見えてしまうんだってさ。目印にしている大きな木も岩も見当たらないし…焦って( ̄0 ̄;)探せば探すほど知らない山に踏み込んでしまったみたいな気がするんだって。それで、どうして無事帰ることができたかっていうと、歩き疲れてしゃがみこんで休憩しながらフと前方を見たら、ワラビを採り始める前に置いたリュックサックがあって見覚えある木も目の前にあったんだって…なんとお母(かあ)は、いつもの場所なのに知らない景色だと勘違いして、焦ってグルグル回っていただけだったんだってさ( ̄▽ ̄;
  見慣れた景色が全く違って見えるなんて初めての経験だったから…あれも山に住む何か・・・の仕業なのかなぁ~((((;゜Д゜)))
と、山の怪のせいにしてるけど、今思えばどれも自分の心に住む何者かの仕業なんじゃないのかな…1つ目の「あるはずもない道」は、お母(かあ)が心の中で、ここに道があったらいいのにと思った気持ちが見せたもの…2つ目の「帰り道を間違えた」のはお母(かあ)が心のどこかで、お稲荷さんのバチが当たるかも?なんて思った気持ちがそうさせたもの…ワラビ採りの錯覚は、ずっと下ばかり見ながらあちこちとワラビを採っていたせいで方向音痴になっただけ…どれも自分の心のスキがそうさせているのかも…そんな人間の心のスキに入り込むのが山の怪と思うのもまた人間らしくていいんじゃないかな…という思いにたどり着いたお母(かあ)なんだ。

 写真は、雪が積もって林道の散歩がができない時に向かう、県道の北側(新田町)の市道風景。

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