夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・お帰りなさいツバメさん

 「今年はツバメが来ないよ…どうしたのかな…」ってずっと心配していたんだよ。
    最近は温暖化の影響か3月下旬にはぼくんちに帰って来ていたんだ。今年は雪融けも早かったから、もっともっと早く飛来すると思っていたのに全く姿を現さなくて4月1日になっても、2日、3日と過ぎても懐かしい「チュロチュロ、チュリチュリ、ツピーツピー」っていう声も聞こえないし、去年納屋の梁に作った古巣がポツンと寂しそう…
「今年はぼくんちに来てくれないのかな( ; ゜Д゜) ~」と思っていた4月8日の夕方、ぼくが納屋の入り口でぼんやりしていたら、目の前をスイーツと2羽のツバメが飛んできたんだよ。そして納屋の古巣に止まって「チュリチュリ、チュロロリ♪」ってさえずりあっているからとっても嬉しかったなぁ♪ 
「お帰りなさいツバメさん。今年もぼくが天敵のヘビやカラス、意地悪なスズメから守ってあげるから安心して子育てしてね」なんて見ていたら早速、ぼくがいつもお昼寝している納屋の入り口の梁に新しい巣を作り始めたんだ。困ったな…お願いだからフンだけはそこからしないでね。
   ツバメは渡り中の事故や天敵が多いこともあって、平均寿命は一年半ぐらいで、何事もなく過ごすことができれば15年以上生きられるんだってさ。ぼくんちに毎年やって来るツバメさんどうなのかなぁ~。 同じ場所に帰ってくるのは間違いないから、長生きしているツバメさんかその子孫なのは間違いないんだ。なんだか凄いことだよね(^^) 
    写真は、植物園内の東屋の見える風景。山のオオヤマザクラが咲いてほんのり萌木色になり始めた秋保(あきう)だよ♪

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