夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・アケビの花が咲いたよ

お母(かあ)が子供の頃大好きだった山のオヤツといえば~~やっぱり「アケビ」かな…
夏の終わり頃に、家から一番近い場所で実を沢山つけているツルを探しておいて、そろそろ熟す頃かな?という時期になると待ちきれなくて毎日のように確認に行ったものなんだってさ。アケビは最初カチカチに固いんだけど、ある日少し「ブニョッ」とした感触になって、それから全体が「フニッ」として、完熟すると皮の筋が入っている部分がパクッと開くんだよ。
待ちきれなくて無理に皮をこじ開けても、中の果肉はまだ硬くて美味しくないんだって。
おうちの周りのアケビが食べ頃だということは~~「山のアケビも食べ頃だね♪みんなで採りに行こうo(^∇^o)(o^∇^)o」ということで放課後に友だちと待ち合わせして、あっちの山こっちの山と採り歩いたんだってさ。
アケビ採りには役割があって「アケビを探す人・ツルが絡んでいる木に登って採る人・下にいて受け取る人・袋(風呂敷)に入れる人・運ぶ人」ちなみにお母(かあ)は、木に登って採る役か運ぶ役が多かったみたいだよ…木登りが得意でしかも子供の頃から力持ちだったからだろうね!!
写真は、アケビの仲間・ミツバアケビの花だよ。ブドウの房みたいなのが雄花で、こん棒のように見えるのが雌花で、そのこん棒状の部分がそのままアケビの実になっていくんだって。ミツバアケビの実はアケビの中では一番大きくて、果肉も甘くて、皮も紫色が濃くて美味しそうになるんだよ。

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