夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・植物に罪はないよね…

 春から夏にかけて何処の道端でも見かける(草花)ハルジオンとヒメジョオン。今では育てているわけでもないのに庭先や畑どこにでも蔓延って雑草なんて言われて嫌われているけど、本当はずっと昔、観賞用として渡来した帰化植物なんだって。
 それからコウリンタンポポも初めは観賞用として渡来したのに、今は野生化してあちこちでどんどん増えているらしいよ。お母(かあ)は基本的にどんなお花も好きだから雑草だって大切にしてあげたいと思っているんだ。コウリンタンポポっていうとほとんどの人が「あ~北海道のね…」って言うんだって(´・ω・`)?
 どうしてコウリンタンポポ=北海道なんだろう(・・?)…それでネットで調べてみたら、北海道ではブルーリストA2「北海道の生態系に大きな影響を及ぼしていて、防除対策の必要性について検討する外来種」に指定しているんだってさ(Wikipediaから引用)。
 元々は自分たちの都合で持ち込んだのに、繁殖力が強くて日本の野生種を脅かすから排除するなんて…なんだか可哀想だな…(>_<)
 お母(かあ)は子どもの頃の思い出に繋がる清楚な雰囲気のハルジオンもヒメジョオンも好きだし、大人になってから出会ったコウリンタンポポの爽やかさも好きなんだよ。空き地いっぱいに咲いているハルジオンを見ると実家の風景が思い出されて胸がキュンってなるんだって。
 昔々の人たちが初めてハルジオンやコウリンタンポポを見た時、きっと感動の気持ちで出迎えたと思うんだ。外来種にも歴史があることを考えながら大切にしてあげられるといいなぁ~。

 写真はコウリンタンポポだよ。

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