夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・きれいな花炭できたね♪

 秋保大滝植物園には炭焼き窯があって、年に数回炭焼きをしているんだって。秋保地区も以前は炭焼きで生計をたてていた家も多かったけど、現在炭焼き窯を持っていて実際に炭を焼いているのは、植物園も含めて数軒だけになってしまったみたいだよ。窯を造ったり炭焼きをする技術者がほとんどいないのが現状だからだけど・・・。植物園では主に竹(孟宗竹)の炭を焼いているんだよ。それから最近、花炭もつくっているんだ。花炭って木の実、花、葉、果物、野菜なんかを炭化させて作る炭の一種で、 素材をそのままの形で炭化させることができるんだ。   方法は竹炭を作るときに、もみ殻を入れた一斗缶に素材を入れて窯のなかで一緒に焼くんだよ。今まで、 カボチャ・ナス・オクラ・カラタチ、椿の実と枝・タマネギ・ピーマン・ジャガイモ・松ぼっくり・栗のイガ・アケビ・ホオズキ・パイナップル・・・色んなものに挑戦しているけど、ほぼ成功しているんだって。だめだったのはジャガイモ・・・かなあ?水分の多いものほど難しいみたい・・・・。

写真は、花炭にしたカラタチの実枝と、栗のイガ。棘やイガイガまで炭化して良い出来栄えだよね。

 

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