夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・さいちのおはぎ

 ぼくの住んでいる秋保には、全国的にも(多分)有名な「秋保温泉」と「主婦の店さいち」があるんだ。秋保の人口は4700人程度、交通の便も悪いし、店舗面積も広くないスーパーマーケットだけど「さいち」の年商は6億円なんだって(@_@)!

 人気の商品は何と言っても「おはぎと弁当、お惣菜」。おはぎは一日平均5,000個、土日祝は10,000個、お彼岸には20,000個売れることもあるんだって。お母(かあ)も実家のお土産にとお彼岸に買い行ったことがあって、開店30分前に通りかかったらもうすでに30人ぐらいの列ができていてビックリ(@_@;)。平日でも行列ができているんだよ。

 いっそのこと、お店をもっと大きくしておはぎと弁当と総菜だけのお店にすればよいのに・・・と思うけど、店内には普通のスーパーと同じように「生鮮食品・嗜好品・日用雑貨」なども置いてあって、地域密着型を崩さない経営で地元の客にも愛されているところがいいんじゃないかな~。ぼくのオヤツの品ぞろえも良いともっといいけどさ。

 おはぎは、あんこ・ごま・きなこ・・・それと夏が過ぎると納豆の4種類(お母(かあ)はごまと納豆が好き♪)。どれも作り置きや予約なしで、保存料も使っていないから消費期限はその日限りなんだよ。だから、遠くの人達にはご馳走してあげられないんだ。

 お母(かあ)が秋保に嫁ぐ前から切り盛りしている社長夫婦も80歳を過ぎて、お客様に挨拶する声も体も小さくなったけど、小さな温泉町の活性化のためにまだまだ踏ん張って欲しいなぁ。

 写真は以前福島県の「花見山」で撮ったもの。3月下旬で梅が最盛期だったんだって。花見山もやっぱり桜の時期が一番いいみたいだから行ってみたいけど、その時期はお母(かあ)も一番忙しいから夢は叶わないんだろうな・・・

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