夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・スミレ咲く季節が来るよ♪
今の季節、お花屋さんやホームセンター、園芸店で見かける「パンジーやビオラ」は品種のスミレだけど、ぼくの散歩道「天形(あまがた)林道」の土手や林や沢地、そして道端でも色んな野生のスミレを見ることができるんだよ。
お母(かあ)は野生のスミレに心惹かれているんだ.
野生のスミレの花は品種のスミレのような華やかさや豪華さはなくて、質素で古風な感じがするけど、そこがお気に入りなんだって。
日本には約60種(変種も含めたらもっと多く)のスミレがあって、お母(かあ)は林道だけで20種類のスミレを見つけたんだよ。普通に見られるタチツボスミレの他に「オオタチツボスミレ、ケタチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、アカフタチツボスミレ、ムラカミタチツボスミレ、イワフネタチツボスミレ」にも出会えたし、それぞれに日当たり・日陰・湿地・林内・土手・好きな場所に生えているからそこを歩きながら探すのもまた楽しみの一つなんだってさ。
もう少しすると、一番に咲くアオイスミレと再会できるね。ぼくと散歩していることなんてすっかり忘れて夢中になっているお母(かあ)。ちょっとスミレに嫉妬しちゃうけど、春は大好きな季節だから、ぼくはぼくで楽しんじゃうもんね~♪
写真は春一番に咲く「アオイスミレ」。遅霜に負けないように葉っぱには沢山の毛が生えているんだよ。