夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・セミが鳴く季節だね

 春先から鳴くからハルゼミ、夕暮れ時に鳴いて日を暮れさせるものとされヒグラシ(カナカナゼミ)、北の方で多く見られたからエゾゼミ、体が大きく黒いからクマゼミ、「ツクツクボーシ」と鳴くからツクツクボウシ、「ニイニイ」と鳴くからニイニイゼミ、「ミーンミンミンミンミン」と鳴くからミンミンゼミ、「ジジジジー、ジージー」という鳴き声が油で揚げ物をしている時の音に似ている(諸説あり)からアブラゼミ
 昆虫って名前の由来が分かりやすいものが多いよね~。特にセミなんかは鳴き声に由来しているのが多いなぁと思うんだ。
 そんな中でエゾって名前がつくと普通は北海道に生息する動植物を指すんだけど、中には北海道に似た環境の高山地に生息するものにも「蝦夷(エゾ)」って名付けることがあるんだってさ。エゾゼミはぼくんちの周りにもいるんだよ。
 写真のセミはアブラゼミの羽化途中。羽の色はまだ白っぽいけどもうすぐ褐色の丈夫な羽になってやがて飛び立っていくんだよ。セミの多くは透き通った羽をしているんだけど、アブラゼミの羽は褐色不透明で世帯でも珍しいんだって。
 このセミはオスなのかなメスなのかなぁ(´・ω・`)? 残念ながら羽化したての時はまだ羽も体も軟らかくて鳴けないから判らないんだってさ。

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