夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・好きか嫌いか

   人が他の生き物を認識して好き(又は嫌い)になるのはいくつの頃からなのかなぁ?

 まず初めに身近にいるぼくたちワンコや猫と出会って、次にTVや動物園、自然の中で他の生き物と出会って、観察したり、動物との色んな触れ合いをしていくうちに「好きか嫌いか、無関心か・・・」に分かれていくんだろうね。動物は好きか嫌いかといったら多分、ほとんどの人が「可愛い♪癒される~♪大好き♪」って答えるよね。

でもさ・・・爬虫類や両生類や、(昆虫や虫と呼ばれている)蜘蛛、ゲジゲジ、ゴキブリ、毛虫、芋虫なんかは圧倒的に「キモイ(*_*)、怖い(@_@;)、嫌い、大嫌い!」っていうらしいよ。実物を見なくても耳で聞いたり文字で見ただけでもゾゾーッとしたりして。

 お母(かあ)は物心ついた時から、ほとんどの生き物のことが大好きなんだよ。お母(かあ)の実家ではみんな動物が好きだから、TVで動物の番組をやっていれば必ず観ていたんだって。「野生の王国」「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」「わくわく動物ランド」なんかをね。だけど同じ環境で育ったきょうだいでも、爬虫類や両生類も全て好きなのはお母(かあ)だけなんだよ。これは、もって生まれたものなのかなぁ~?お母(かあ)の幼馴染も、その後中学校や高校、社会人になってから出逢った友達も、母友の中にも・・・思い起こせば女子の中で・・・ううん・・・男子の中でも「へえ~、奇遇だね。自分も爬虫類大好きなんだよ♪」っていう人と出会ったことがないんだってさ。唯一、そういえるのは、今調査のお手伝いをしているAさん(動物学者「(今は亡き)千石正一先生」のような人)ぐらいかな・・・。

おかげさまで、嫌われ者のゲテモノ趣味でも、みんなから嫌われたりもせずにそれらも友達にして、色んなことを学びながら元気いっぱい育ったお母(かあ)なんだよ。お母(かあ)と違って、ぼくは生まれ持ってのヘビ嫌いみたいで何年たっても慣れないんだ。

 写真は、今日の秋保大滝。周りの雪もすっかりとけて、木々の芽吹きを待っているんだ。

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