夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・ぼくは今年5才

 ぼくは今年の6月で5歳(人間の年齢に換算すると40歳)になるけど、ぼくんちの中ではおばあちゃん、お父(とう)、お母(かあ)に次いで4番目の年上なんだよ。だけどさ、みんなはぼくのことを「ナーツ、ナッチ、ナツ君。可愛いねえ~♪、お利口さんだね~♪」ってナデナデして子ども扱いするんだよ。「フン、ぼくのほうが兄ちゃんなんだぞ~」ってシカトするんだけど・・・やっぱり嬉しくて尻尾がブンブンなっちゃうんだ。

 最近はおうちを訪ねてくる毎回おやつをくれる人には愛想よく、ただ訪ねてくる人には無関心で、初めての人はしつこいほど匂いを嗅いで、利徳のある人とない人の区別をちゃんとしているし、無駄に走り回ることもなくなったし、お父(とう)の意味のないゴッツンコもサラリとかわすことも、イタズラした後、お母(かあ)の顔色を伺いながらコソコソするのも上手になったし・・・ほらね、やっぱし大人になったでしょ。

 ぼくたち大型犬は、6歳になると一気にシニア犬になるんだって。ぼくたちワンコはそんなこと考えることなく、毎日を楽しく精一杯平和に暮らしているんだ。

 お母(かあ)たちは時々悲しいことや辛いことがあるみたい。そんなときはぼくにも伝わってきて寂しい気持ちになるけど、ナデナデやギュッとすることでお互い気持ちが安らいで・・・・ぼくにはみんなが必要で、みんなもぼく(夏輝)を大切にしてくれていることが伝わってくるんだ。だから、年を気にせず長生きしようっと。

 写真は、廊下から茶の間の様子・・・というより、お母(かあ)の様子を真顔で覗いているぼく(夏輝)だよ。

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