なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・初めまして?さん

 ハチさん?ハエさん?アブさん?それとも他の誰かなの?…ねぇねぇ!!君は一体誰だい(´・ω・`)?
 ぼくの鼻先をブンブン飛び回ってお昼寝の邪魔をしていると思ったら、近くのマットに止まってぼくのことをジーッ( -_-)と見つめてる…
 ズングリムックリの体。体とはアンバランスなちっちゃい羽。真っ黒黒すけの胴体に橙の太い帯。みつめられたらププッ(´ψψ`)と吹き出してしまいそうな愛嬌たっぷりの憎めない顔。
 僕もお母(かあ)も君とは初めて会った気がするんだよ・・(´・ω・`)?
 お母(かあ)が「君は実に面白い顔だね~和む~♪」なんて言いながら写真を撮ってるけど、君だってもしかしたらお母(かあ)やぼくのことを「このでかくて可笑しな顔をした生き物は一体何だろう?受ける~( ^∀^)」なんて思いながら見つめているんじゃないの?
 あまりしつこくお母(かあ)が写真を撮るから「ぶぶ・・・びびび・・・ぶぶ~ん」と思い切り翅を羽ばたかせて重い体を従えて何処かに飛んで行ってしまったけど、また何処かで会えるといいな~ (^^♪
 世の中にはぼくたちの知らない「初めまして」の生き物がまだまだ沢山いるんだろうなぁ!?

 お母(かあ)がそのあといろいろ調べてみたんだけど・・・多分「オオハナアブ」さん・・・なのなぁ~?

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なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・オオハンゴンソウのこと

 お母(かあ)がこの花を知ったのは、シナリオ本まで買い揃えたくらいはまっていたTVドラマ「北の国から」のワンシーンでのこと。
 1998年頃(かなり古いな~~w(°O°)w)の作品で、純と蛍は大人になっていて幼なじみの正吉が蛍にプロポーズするために百万本のオオハンゴンソウを贈り続けるんだけど…そもそもどうして百万本のオオハンゴンソウなのかっていうと、百万本のバラの花を贈ろうと計算したら数億円かかるわけで…お金のない正吉君は、空き地一面に咲いている黄色い花を見つけて「この花ならお金もかからない…よし!!これを贈ろう」ってことにしたんだってさ。
 空き地に蔓延る帰化植物の代表といえばキク科のセイタカアワダチソウ…このオオハンゴンソウも同じキク科の帰化植物だけど、あの頃はオオハンゴンソウはお母(かあ)の住んでいた白石市辺りではあまり馴染みのない花だったから「一面に咲いた黄色のオオハンゴンソウをいつか見てみたいな!北海道まで行かないと見られないのかな?自分ももし贈ってもらえるならバラの花よりオオハンゴンソウが絶対いいなぁ」なんて思っていたんだって。
 それから数年後、ぼくの住んでいる秋保(あきう)の空き地や道ばたでも見かけるようになって、今では誰にでも知られる花なんじゃないかなぁ。
 お母(かあ)の夢は叶ったけど…北の国からで見たような「空き地一面のオオハンゴンソウ」にはまだ出逢えていないんだ。オオハンゴンソウはやっぱり広大な北海道の風景に合うみたい…オオハンゴンソウの花を見ると、毎日毎日無心にオオハンゴンソウを刈り取っている正吉の姿を思い出すお母(かあ)なんだよ。 

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夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・「素敵ですね~~」

 この前磐梯山に登った時に、お母(かあ)と同年代の女子グループが下山してきたんだって。
 道を譲るために脇にそれて待っていたら、そのグループの1人がお母(かあ)たちを指差して何か話しているんだって。
 最初は「ん…( -_・)?知り合いかな?」と思ったけど全然知らない人たちだし…もしかしたら景色を見て何か言っていたのかも…と思って「こんにちは(●´∀`●)/」って山の挨拶をしたら、すれ違う時にお母(かあ)を見ながら「素敵ですね~~」って言ったんだってさ!?「ナ…ナヌ?(・_・;??私の何が素敵ですと?」ワクワク!(^^)!しながら次の言葉を待っていたら「その帽子が(^.^)」ってこたえがかえってきたんだって…
 アハッ…帽子…ピンポイントだね( ̄▽ ̄;)。そりゃまぁお母(かあ)は容姿もルックスも「素敵~O(≧∇≦)O」とはほど遠い人だから、帽子をほめてもらえただけでも有難いと思わないとね。帽子は大お姉ちゃんが買ってくれたもので、とってもお気に入りなんだよ。(この写真は前に栗駒山に登ったときに撮った写真だけど・・・帽子だけでもちょこっと(*^-^*))。

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夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・ルリボシカミキリ

虫が苦手じゃなければ一度見たら虜になるよ~(多分…)
 鮮やかなブルーが美しい日本固有のカミキリムシ…その名は「ルリボシカミキリ」。カブトムシやクワガタムシと同じ甲虫の一種なんだって。他のカミキリムシは木を食べて枯らしたりするから嫌われているけど、ルリボシカミキリは実や花粉や樹液を食するお上品なカミキリムシなんだってさ。決して「可愛い~O(≧∇≦)O」とは言えない…むしろ厳つい顔をしているけどね、よくよく観察すると体全体がビロードの毛で覆われていたり、青と黒のながーい髭の節々にはモコモコの毛が生えていてカッコいいんだよ。
 だけどね、死んじゃうとそのブルーはたちまち色褪せて褐色に変わってしまうんだって。まるで地面に落ちてしまった流れ星みたいだね。
 森林の減少でルリボシカミキリも数が減ってるみたいだけど、日本固有のカミキリムシだから大切にして欲しいなぁ。

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夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・磐梯山初登山

 今日は「緑を守り育てる宮城県連絡協議会主催の行事・夏の山を見る会・磐梯山」に参加して気分をリフレッシュしてきたお母(かあ)なんだ。
 登山って自然や生き物が好きな上に、高低差の多い場所を歩くのが好きじゃないとなかなか参加できないよね。お母(かあ)は小さい時から大好きだから参加できる時は参加するようにしているんだよ。
 おうちのお姉ちゃんからは「リフレッシュするために登山なんて信じられない。ますます疲れるだけだと思うなぁ~┐(-。ー;)┌」なんて言われていたるけどね。
 お母(かあ)が磐梯山(1、819m)に登るのは初めてだったけど、今まで登った山の中では比較的楽に登れた気がするんだって。今回は80代前半の人も無事登れたんだから「疲れた(>_<)」なんて言ってられないけどね。
 天気は晴れたり曇ったり…山頂付近は霧がかかっていて、楽しみにしていた猪苗代湖が見えなくて残念だったけど、中腹のブナ林や山頂近くから見える磐梯高原の景色を堪能することができて満足のお母(かあ)だったんだよ。
 写真は中腹より上から見た、噴火の時にできた湖のひとつ「桧原湖」だよ。

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夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・「川原子アジサイロード」

 アジサイロードは白石市福岡川原子地区の住民が観光客のために、道路の両脇約八キロに渡って整備し5000株のいろんなアジサイを植栽した見事な道なんだよ。
   東北自動車道白石インターから鎌先温泉方面に進んで、少し手前を川原子ダムやキツネ村方面に左折すると直ぐに見えてくるんだって。
  今日はおばあちゃんを白石市の温泉に送迎した折にちょっと立ち寄ってみたお母(かあ)なんだ。6月下旬に通った時はまだ五分咲きで、今日は満開を過ぎてしまった場所もあったけど、標高の高い場所ではまだまだ素晴らしい景観を堪能できたんだってさ(標高300~500m)。アジサイロードは二車線の県道だけど狭くて安全運転が必要だし、つづら折りだから停車するのも迷惑がかかるし…だけど走行する先々に次々と現れるアジサイに思わず「オーッ!(@_@)」て感動の声が出るくるらいなんだってさ。
 頂上付近の公園のアジサイも一見の価値ありなんだよ。

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夏輝(なつき)とお母(かあ)の毎日のこと・・・瓜坊を思う

お母(かあ)の職場ではここ数年園内へのイノシシの侵入被害が続いていてあらゆる対策をしているんだって。設置した定点カメラにはお腹の大きなメスのイノシシが花壇を荒らす姿が映っているし、お母(かあ)も朝の見廻りでバッタリ出くわしているからイノシシの仕業に間違いないんだよ。
 この前、侵入できないように対策をしたお陰か、数日ぐらい平穏な日々を過ごしたんだけど、やはり人間のすることにはどこか抜け目があって、補強の弱かった場所からまた入られてしまったんだよ。
 大切に育てた草花を荒らす憎きイノシシ(*`Д´)ノ!!!
そんな気持ちで定点カメラを確認したら…そこには~な、な、な、なんと(○_○)!!メスのイノシシ2頭と小さな瓜坊8頭が映っていたんだよ!!それも、カメラの前で親イノシシが突然寝転んで、瓜坊に授乳を始めたんだって。尻尾をフリフリして鼻先でオッパイをグイグイ押しながら吸ってる瓜坊…お母(かあ)は「あらあら~瓜坊~o(*⌒―⌒*)o」って思わず口元が緩んだら、その表情を見逃さなかった職場の人に咎められて我に返ったお母(かあ)なんだけど…やっぱり凄く考えてしまったんだよ。
 イノシシはそもそも悪いという意識も、人間に嫌われているという意識も、自分たちへの対策として柵を設置されたという意識もなく、ただ必死に生きているだけなんだよね。情をかけてしまったらお母(かあ)の負けだけど…餌を求めてあちこち歩きまわる母イノシシの後を嬉しそうにピョコピョコついて歩く瓜坊の姿を思うと「自分たちのやっていることが果たして良いのか」って考えてしまうお母(かあ)なんだって。親イノシシがカメラの前で授乳をしたのは「子育てはイノシシだって大変なんだよ」って人間に見せたかったからなのかなぁ・・・ 。

「動画を見なきゃ良かった…」ってさっきから後悔しているんだよ。そしてぼくに言うんだ。「こんな風にご飯の心配もなく日がな一日まったりできる夏輝は幸せものなんだよ」って。

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